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民医連とは何ですか?
民医連 は、正式名称を「全日本民主医療機関連合会」といいます。
英語名は「Japan Federation of Democratic Medical Institutions」、国際的な略称を「MIN-IREN」としています。
戦後、医療に恵まれない人々の要求にこたえようと、地域住民と医療従事者が手をたずさえ、民主的な医療機関が全国各地につくられました。民医連は、これらの連合会として1953年に結成されました。

民医連は、結成以後、半世紀以上にわたって地域の人々にささえられ、身近でいつでも安心してかかれる医療機関として活動しています。医療制度を改善する運動もすすめ、「いのちは平等である」との考えから、差額ベッド料はいただいていません。

民医連は、特定の政党や政治団体と関係はなく、民医連として特定政党の支持を強制することも一切ありません。

民医連に加盟する事業所は、2008年8月現在、病院150、診療所577(うち歯科診療所72)、保険薬局、訪問看護ステーション、老人保健施設、特別養護老人ホームや看護学校など1019施設、合計で1746の医療・福祉施設があります。全国すべての都道府県に民医連の施設があります。
初期研修でのローテーションはどのようにして決めていくのでしょうか?
本人の希望を基に、各科と調整を行い決定します。2年目には、4ヶ月間を選択科とし、研修医が希望する科をローテートできるようにしています。

初期研修では、年間を通して救急外来研修を行い、外来研修は2年目以降に行います。精神科研修及び産婦人科研修の一部は協力型病院での研修とし、地域医療・保健は協力施設(診療所)で行います。1年目の一定期間は、3~5年目の医師を専任指導医として配置しています。
どんな疾患を経験できますか?
Commonな疾患を中心に幅広く、救急外来診療、病棟診療に携わることができます。
指導体制はどのような感じですか?
当院では臨床研修制度発足以前から長年にわたり研修医指導を行なっています。
多くの科でチームの指導体制をとっており、研修医が一人で悩むことがないように、常に指導医からの管理、バックアップを受けることができるよう配慮しています。

病棟診療に関しては、定期カンファレンスなどを含め、指導医と十分なコミュニケーションを取れるように指導体制を組んでいます。
1~2年間での研修を考えていますが、可能でしょうか?
可能です。各研修医の希望や研修実績を基に、その都度見直しを行なっていきます。
現在の研修医の人数はどれくらいですか?
現在、初期研修医が8名、後期研修医が10名在籍しています。
各種技術習得にむけてどのような研修が可能ですか?
多くの研修医が腹部エコー、心エコー、上部内視鏡検査の研修単位を持ち、取得に向け研鑽しています。その他、希望により下部消化管内視鏡検査、経食道エコー検査、気管支鏡検査の研修や、外科・整形外科研修により外科手技などの研修をうけることもできます。
家庭の事情などのため夜間の勤務など時間外労働に関し不安がありますが、
労働条件において考慮いただくことは可能ですか?
各個人の家庭事情に配慮し勤務体制を相談できます。産休や育児休暇をはじめ時間外勤務の制限など、相談することができます。
インターネットは使用できますか?
可能です。医局での個人PCのインターネット使用も可能です。
文献検索環境について教えてください。
医学中央雑誌検索、Up to Dateが利用可能です。
医局図書室には102タイトルの和・洋雑誌をそろえ、Web上でキーワード検索ができます。
また、図書室専属スタッフがレファレンスや文献検索、取寄せのお手伝いをおこなっています。