2020年7月
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2020年6月アーカイブ

こんにちは、医学生担当の砂川です。
今回は、医学生から寄せられた質問に、救急センター部長の佐々木隆志先生と同副部長の中司貴大先生にお答え頂きました!

Q.研修医にこれだけは習得してほしいというマインドはありますか?

佐々木先生:患者さん本人はもちろん、付き添いのご家族にも具体的できめ細やかな対応をとることが必要だと考えています。患者さんを帰すときには、帰宅後のケアの方法などをしっかりとナビゲーションする。診療中も、ご家族の方を放置せず、きちんと説明をする。救急搬送には大きな不安がつきまとうので、配慮を欠かさないことが大切です。

Q.どういう症例がきたら怖いですか?

中司先生:生命が危ぶまれているケースは、やはり緊張がはしります。とはいえ、私は毎日緊張しながら診療にあたっていますね。大きな責任が伴う分、ストレスの負荷も高いです。オンとオフをしっかり切り替えて、ストレスコントロールを大切にしています。

Q.救急で素早くオーダーを出すためには、どんな勉強をすればいいですか?国試対策の勉強をしっかりしていればできるようになるのでしょうか。不安です。

中司先生:うーん、私個人は学生時代にそんな勉強はしていなかったのですが...(笑)
教科書でみるような稀な疾患に遭遇することもありますが、コモンディジーズをしっかりおさえておくことは大切だと思います。一般的な臨床の場にどんな人たちが来るのかを知ることも、実践的な診療能力につながると思います。
おすすめの書籍は「レジデントノート」(羊土社)はどうでしょうか。実践的かつ入門的なので、とっつきやすいと思います。国試対策として効率的かというと、そうではない気がしますが、とても有用だと思います。

Q.患者さんから無茶な要求があったり、怒られたりした時、どのように対応していますか。

中司先生:心を落ち着けて、できること、できないことをしっかり説明するようにしています。すべての要求には応えられません。エネルギーは必要ですが、冷静に向き合うようにしています。


当院で働く医師・スタッフへの質問を募集しています!
下記までお気軽にご連絡ください。
メール:ch-igakusei@fid.jp
LINE ID:chidorisuna  千鳥橋病院 医学生担当 砂川

千鳥橋病院では、初期臨床研修オンライン説明会を行っています。
こちらから参加登録ができます。


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こんにちは!医学生担当の牛島です。

オンラインによる研修説明会を開催します。

個別によるWEBでの説明会です。お気軽にお申し込み下さい。

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日 時 月曜日~金曜日10時~18時 ※18時以降でも対応可能です。ご相談下さい。
     土曜日:10時~13時
     ※所要時間は30分から1時間を予定

内 容 研修説明・研修医とフリートーク!質問タイム!

対 象 医学部医学科学生(低学年可)

方 法 オンライン会議システム「Zoom」を活用
            ※カメラとマイクが内蔵されたノートPCでの参加をお勧めします。
      ※事前のダウンロードは不要。簡単操作でアクセスできます。
      ※その他のシステム希望の方はご相談下さい。
      ※参加申込み後、招待URLをメールにてお送りします。
      ※Wifiなどネット通信環境をご確認下さい。    

申込み 申込みフォームより、必ずご希望日の3日前までにお申し込み下さい。

その他 服装は、スーツでなくて構いません。私服でご参加下さい。

申込みフォーム お申込みはこちらをクリック!

-お問い合わせ-
福岡医療団 千鳥橋病院
TEL :092-651-2167  MAIL:ch-igakusei@fid.jp
医局事務部 臨床研修課 医学生担当 砂川・牛島





by chidoribashi


こんにちは、医学生担当の牛島です!

以前もブログで紹介したフィットネスのトレーナーの方々に学生さん向け筋トレメニュー動画を作成していただきました!!
ぜひ、実践してみて下さいね♪

こちらからYouTubeでご覧いただけます。



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こんにちは、医学生担当の砂川です。
今回は、千鳥橋病院のERを紹介していきます。

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この日、ER研修初日を迎えた1年目の松永先生(写真右)
『京都ERポケットブック』(医学書院)を携え準備万端です。
当院の初期研修では、医師として臨床現場に立つ前に2日間のER看護研修を行っています。
看護研修でお世話になったER師長(写真中央)からあたたかい激励を受けています。

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ハートフルな雰囲気も束の間、急患です。
救急センター部長と上級医に見守られながら、外傷の処置を行う松永先生(写真左)。
初日なのでさぞ緊張しているだろうと思っていましたが、落ち着いています。
ゆっくりと丁寧な口調で、外傷を負った状況を患者さんに確認していきます。
上級医と相談しながらオーダーを出し、看護師との連携で処置も無事に終了しました。
松永先生、お疲れさまでした!

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当院のERは、3,4人の医師により、24時間体制で2次救急医療に携わっています。各科と連携し、急性心筋梗塞に対する救急PCIや消化管出血に対する緊急内視鏡治療、急性腹症をはじめとする各種緊急手術の初療に対応しています。
年間の救急車搬入台数は3,066台(18年度)、1日平均で8.4台/日となり、福岡市内搬送数の3.3%を担っています。

千鳥橋病院のERの特徴について、救急センター部長の佐々木隆志先生に話を伺いました。

佐々木先生:福岡医療団の医療と福祉のネットワークは、県内の広いエリアに展開しています。そのため、他の院所・診療所から緊急で当院のERに搬入されることが多々あります。救急車の搬入台数を上回る日もあるので、地域医療への応需は単に台数では計り知れないところがあります。
身体問題だけでなく、様々な心理・社会背景を抱え受診に至るケースもあります。経済的理由により、医療費の支払いが難しく適切な医療を受けられずに病状が悪化し、救急車で来院される場合もあります。

当院の救急研修プログラムでは、2年間を通じて原則として週に1単位以上のER研修を行います。また、最初にER看護研修を行い、ERでの他職種の動き、診療の手順、診療材料の保管場所などを学びます。

次回は、医学生から寄せられた質問にERのベテラン医師がお答えします!

千鳥橋病院では、初期臨床研修オンライン説明会を行っています。
こちらから参加登録ができます。お気軽にお申し込みください。









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