5月19日(土)~20日(日)に九州沖縄民医連の九州沖縄地方協議会(九沖地協)の新歓企画として、「地震災害とその後を学ぶ」というテーマで熊本にて開催されました。
千鳥橋病院からは、有馬先生と佐々木洋平先生が参加し、医学生は先輩学生も含め、10名の参加となりました。
1日目は、実際に熊本地震で災害支援をされた松本医師(前くわみず病院副院長)と川上看護師(芳和会看護部長)に震災当時のお話しをしていただき、その後、被害が大きかった益城町へ被災地視察に行きました。
震災から2年が経ち、被災地は、まだまだ傷跡が残っているところもあれば、更地になっていたり、いたるところで建設ラッシュの光景が広がっていました。
夜は、キャンプ場へ移動しみんなで楽しく交流!
他大学の学生や医師と懇親を深める事ができたようでした。
2日目は、仮設住宅へ足を運び健康相談や足浴などの支援活動を実施。
仮設住宅の自治会長さんからは、「医師がそばにただ、いてくれるだけでいい。それだけ。」という言葉に医学生も強く感銘を受けたようでした。
最後に1人ずつ「どんな医師になりたいか」をテーマに発表してもらい、
「患者さんと近い医師になりたい」「地域の人たちがその人らしく生きられるように動ける医師になりたい。」とそれぞれ将来の抱負を語りました。
今回の企画をとおして、災害医療をだけではなく、医師の将来像や医師の役割とは何かを学んだ2日間でした。
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