12月27~28日に福岡市内のホテルにて福岡・佐賀民医連主催による「入職予定者・奨学生年末交流会」が開催され、29人の医学生が参加しました。
1日目、学習企画として福岡・佐賀民医連の千鳥橋病院、大手町病院、米の山病院の研修医が「心に残った症例発表会」を行いました。千鳥橋病院からは2年目研修医が座長を務め、1年目研修医2名が発表を行いました。
その後、5~6年生は各法人の研修説明会、1~4年生は中低学年企画として「2014年の私 奨学生活動を振り返って」をテーマに、一人ずつ自己紹介と奨学生活動について発表し、その後班に分かれ発表の感想交流や来年の抱負などをディスカッションしました。
中低学年企画の総評として、当院の佐々木洋平Dr(法人医学生委員長)より、「日頃は試験や部活で忙しいと思うが、毎年交流会には参加して先輩医師や仲間と交流して欲しい。」と話しました。懇親会では各法人の院長や指導医、研修医が集まり、医学生たちと交流をしました。
医学生は学年毎に自己紹介をし、6年生は「国試に向けて頑張っています」と話しました。
2日目は大手町病院の後期研修医を講師に「地域医療における救急医療とは」をテーマに、症例ディスカッションを行いました。学生は4班に分かれ、話し合いながら必要な情報を考えていきました。
最後に、県連医学生委員長で当院の有馬Drより「今年は入職予定の学生から1、2年生まで交流し、学びと仲間作りの2日間だったと思います。また来年お会いしましょう。」と挨拶を行い閉会しました。
参加した学生の感想
・知識だけではなく医師としての心構えを知ることができた。(心に残った症例発表を聞いて)
・導入期研修についてイメージができた。(研修説明会を聞いて)
・来年は進級することが一番。
・もっと奨学生活動をしてここで来年発表したい。(以上中低学年企画)
・患者さんの背景や思いに耳を傾ける姿勢の大切さを学んだ。
・大学の勉強では、患者さんの受診背景考えることは無かったのでとても勉強になった。(以上症例ディスカッション)
・2日間たくさんの刺激をもらい勉強になった。他大学の学生や医師と交流出来て楽かった。来年も参加したい。