10月25日~26日に10月つどい(民医連の医療と研修を考える医学生のつどい)が京都で開催され、全国から学生と職員の101名が参加しました。
今回のつどいは、「地域医療」をテーマに開催された夏つどいの総括を基に行われ、事務局が検討した総括文の見直しをおこない、2014年夏つどいを振り返りました。
その後、大阪耳原総合病院の大谷紗代医師から「研修企画~医学生が知って得する初期研修~」として「民医連での研修の魅力は科の垣根が低い、他職種が協力的、全国に仲間がいる。」と話しました。
夜は交流会を行い、久しぶりに再会した全国の学生たちと夜遅くまで語り合いました。
2日目は、延命治療について考えるDVDを観た後、函館稜北病院の堀口信医師から「医の倫理~地域医療の事例を臨床倫理の視点で考える~」と題しての講演があり、「終末期のポイントは患者さんの意見を最大限尊重する。迷ったときは人命尊重です。」と話しました。
参加した学生からは「民医連と民医連以外の病院は見学する際にどこを比べたらいいのか?」「医療倫理と言ってもガイドラインがたくさんあることを初めて知った。」「第35回つどいは共同組織の企画が勉強出来てとても楽しかった。」など感想がありました。
次回からは第36回つどいとして新しいテーマに沿ったつどいが始まります。
つどいは、大学や学年をこえた交流、民医連や社会問題についての学びのフィールドになっています。
医系学生サポートセンターのお問い合わせは下記からどうぞ。
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