千鳥橋病院では7月5日(土)に熱中症に関する聞き取り調査を行いました。
今年で5回目の開催となり、15名の医系学生ボランティアと職員が班に分かれて、患者様、ふくおか健康友の会の会員宅を訪問して室温、湿度の測定と聞き取り調査健康チェックを行いました。
調査にあたり、当院のメディカルフィットネス スマイルの小出トレーナーより熱中症に関する講義を受けました。
熱中症調査には15名の学生がボランティアとして参加しました。今回はエアコンを使用するほどの気温ではなかったため、熱中症を気にしている方は少なかったようですが、中にはすでに気分が悪くなり受診した方や、めまいの経験がある方もいました。調査後は各班から報告を行いました。今回の熱中症調査や感想交流をとおして、今の社会問題や学生生活など幅広く学年・学科を超えて交流をすることができました。
【熱中症調査を行った学生の感想】
・高齢者の方とたくさん話ができた。熱中症の原因は社会問題や環境、住宅問題が複雑に関わりあっていると分かった。
・増税や電気代の値上げが生活に影響を与えていることが分かった。
・受診が外出のきっかけとなっていて、社会とのつながりの一つになっていると感じた。病院や医師の存在がとても大きいと感じた。
・エアコンは設置してあっても壊れていたり、年金でくらしているので一切使わないといった方もいた。
・このような活動を定期的に続けていくことは大切だと思うし、機会があればまた参加したいと思う。他の学生や職員の方とたくさん話をできて楽しく活動ができた。