8月7日~9日に愛媛県松山市で開催される「民医連の医療と研修を考える医学生のつどい」の事前学習会として、「福岡医療団のあゆみ」をテーマに千鳥橋病院の江島紀代子医師が7月22日に講演を行いました。
江島紀代子医師は、九州大学を1965年に卒業後、仲間と一緒に医療活動を開始した福岡民主医療所(千鳥橋病院の前身)の開設当初の時代背景や、長年携わってきた研修医の指導や公害問題の取り組みなど、千鳥橋病院と共に歩んできた50年の歴史をスライドを交えてふりかえりました。
参加した学生からは、「病院や患者さんに対する先生の愛を感じた。」「今の年齢まで仕事を続けられることはとても幸せなことだなと思う。」「千鳥橋病院の歴史を勉強できた。」「先生が感じている地域医療とは?またやりがいは何ですか?」などの質問や感想が多く出されました。
江島医師から学生へ「私は民医連の無差別平等な医療にとても共感して千鳥橋病院で働いている。みなさんも頑張ってください。」と応援のメッセージがありました。学習会終了後、夏のつどい参加予定の学生は遅くまでつどいのブックレット制作に取り組み、無事完成させました。
今年の夏の医学生のつどいは「地域医療」をテーマに、8月7日(木)~9日(土)に愛媛県松山市奥道後で開催されます。
今回、事前学習会に参加した学生からは3名が参加します。全国の各県連から学んだことの学習や、共同組織について、交流会など多くの企画が予定されています。