3月24日と28日の2日間にわたり、春休み高校生一日医師体験を行いました。13校から63名が参加しました。
初めはとても緊張した様子でしたが、グループに分かれて学習会や手技、病院探検などを一緒におこなううちに、終了時には和やかな楽しい雰囲気になっていました。午前は、レントゲン読影学習会、血圧・血糖測定、病院探検(薬剤部、千代診療所、リハセンター、メディカルフィットネス)、昼食休憩後には研修医より高校生にむけて、自身の経験や学生時代の話も交え、激励メッセージを贈りました。
閉会後は、希望者のみ「LGBT(性的マイノリティ)について」をテーマに、有馬医師による集団討論を行いました。今回初めての取り組みでしたが、参加した学生からは「なかなか体験できないのでとても貴重だった。」、「視野を広げることが出来てとても充実していた。」、「初対面の人にこんなに意見を言えたのは初めてだった。」などの感想があり、役に立ったという感想が多く出されました。
千鳥橋病院で働く医師の中には、高校生の頃に一日医師体験に参加した事がある医師もおり、一日医師体験は、医療の現場を知ってもらう良い企画となっています。当日参加した高校生のみなさんありがとうございました。
次回は夏休みに予定しています。詳細が決まりましたらHP、Facebook千鳥橋病院研修医と医学生のページでお知らせいたします。
【参加学生の感想】
・医師という仕事がどんなものであるか理解が深まった。
・レントゲンからいろいろな病気を見つけるのは、とても難しいことだと思った。
・勉強のモチベーションが上がった、できることならまた医師体験に参加したい。
・医師への質問コーナーでは、大学受験に関しての多くのことを発見できた。
・HPH制度をはじめとして、地域医療に大きく貢献していて、欠かせない病院だと思った。