3月13~14日で新1年生から新4年生を対象に地域医療セミナーを行いました。
「医療現場を体験する2日間」をテーマに、九州大学・福岡大学・佐賀大学・島根大学・愛媛大学から5名が参加し、コミュニケーションスキル学び、研修医密着体験、実習(ER・往診・緩和ケア病棟・薬剤部・心カテ)などから希望の内容を選択して体験しました。今年4月から医学部に入学する新1年生も2名参加しました。
2日目の終わりにはそれぞれ感想や体験したことをパワーポイントにまとめて感想交流を行い、医学生委員長の佐々木洋平Drより修了書を授与しました。
【参加学生の感想】
○千鳥橋病院はスタッフの雰囲気が良く、働きやすそうな病院だと思った。
○コミュニケーションがいかに大事か学んだ。病気だけでなく患者さんの心のケアも大事にしたい。
○医師になりたいと思って医学部に入ったが、今日のセミナーで○○先生のようになりたいと具体的にこんな医師になりたいと思った。
○患者さんとの世間話のコミュニケーションが一番大事だと分かった。
○1年の時も参加したが2年で組織や解剖の基礎を学んだので、今日は質問もできてよかった
○たたらリハビリテーション病院の緩和病棟では音楽療法士の方と患者さんと一緒に歌を歌ったりもした。
親ががんになった時お子さんへどう説明するかの3つのCという言葉、
1.『Cancer』:がん(cancer)という病気であること
2.『Catchy』:うつる(catchy)病気ではないこと
3.『Caused』:子どもがしたことやしなかったことによって引き起こされたもの(caused)ではないこと
を学んだ。子どもにはうつらない、子どもの責任ではないよと伝える子どもへのメンタル面のケアや、心の部屋という患者さんの家族のための部屋があることが印象に残った。
地域医療セミナーの2日間を通して、千鳥橋病院の医療現場を体験し、大学では学べない多くの事を学び、新1年生にとっても入学前の貴重な時間になったと思います。
地域医療セミナーは年に1度ですが、病院の見学・実習は随時受け付けています。
病院見学カレンダーもご参考ください。
病院見学のご案内はこちら
http://www.chidoribashi-resident.jp/igakusei/#bosyu