其の拾：ほおずき会～調理実習～

今年も早いものであと数日・・・。私の年（巳年）が終わると思うと寂しいものです。

どうも研修医のN中です。

この前、糖尿病の患者様向けの調理実習、ほおずき会に参加してきました！(｡-∀-)b

Green先生も一緒に参加でした！p(●｀Д´●)ﾉ

糖尿病という病気の治療は、日常生活に密着しているといっても過言ではありません(ΦωΦ+)

どの病気でもそうですが、ただ薬飲むだけじゃ改善しないですよね...(･∀･；)

糖尿病の治療のひとつに食事療法があります。

バランスのとれた食事で、どのくらい食べれば良いのかというものを分かりやすく理解していただこうという企画です♪(/ω＼*)

年に２回の調理実習（ほおずき会）と、年に2回の小旅行（バスハイク）があります。

今回は調理実習です☆:*･ﾟ(●´∀｀●):*･ﾟ

みんなで和気あいあいと料理しました。

私は代謝科春G先生と一緒の班でした.ﾟ+.(o´∀｀o)ﾟ+.ﾟ

始まる前に言われた事・・・

『今日は僕の手足となって働くように！』

*ﾟДﾟ)*ﾟдﾟ)*ﾟДﾟ)ｴｴｪｪ

意外と先生も手伝ってくださいました（失礼ですいません）

からの～完成！！

美味しそうです！つまみ食いしたくてもぐっと我慢...｡:ﾟ(｡ﾉω＼｡)ﾟ･｡

出来上がって皆で試食｡+.｡ヽ(*>∀<*)ﾉ｡.+。

最後におせちの食べ方などのレクチャーもありました。

糖尿病はしっかりコントロールしていかないといけない病気です。

年末年始皆さんも食べすぎないように注意してくださいね！

秋らしい秋もなく、いつの間にか冬が訪れています。朝が寒くて寒くてしょうがないですね(´Д` )

毎週のように忘年会でのんべえ生活真っ最中のI入です。

ここのとこ研修医からのブログの更新がなかなかできなかったのですが、それはこいつのせい

【県連学術交流集会】

福岡県民医連の病院で働く初期研修医が、これまでの研修で経験した症例や研究結果などを持ち寄って発表する場なのです(^o^)/

いちおう1年目は発表会のデビューに、2年目は学会発表の予行演習にと位置づけられている場なので、準備も前々からコツコツと..._φ(･_･

そしてうちの病院では本番の前に予演会なるものがあります。

医局で発表会をするんですがこれがまた恐ろしい(；´Д`A

多くの先生からありがたい助言をいただくのですが...

「ここグラフ入れたら〜？」

はいー_φ(･_･

「ここ文献入れたがいいよ」

は、はいーφ(-.-;)

「ここに病理とかあると...」

う、うっす（−＿−；）

「でもここはいらないよね〜」

.....................       ・゜・(ノД`)・゜・。

予演会終了。

燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな...＿|￣|○

その後は訂正部分を少しずつ手直し...

迫る締め切り...

進まない作業...

(Ｔ＿Ｔ)

それでも時には同期で励ましあいながら、忘年会の芸だしの練習もしながら、

なんとか完成！！

そして迎える本番...

だいたいこんな感じに発表(・ω・)ノ

発表を見つめる2年目のO塚先生

他の病院の1年目もみんな知り合いなので、会場は思ったよりも和やか。

あの予演会は何だったんだ...(^◇^;)

みんないろんな症例抱えてるんだなと実感、普通に聞きにきても楽しめるんじゃないかという内容でした

そして頑張った人には表彰もあります！

同期ではなんとgreen先生がプレゼンテーション賞に☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

終わった後はもちろん打ち上げ！！

・・・なんかジョッキでかくない？？

顔が小さいということにしといてください( ´ ▽ ` )ﾉ

自分も来年はもっと頑張ろうと思いました(￣^￣)ゞ

第16回KOMSA(九州沖縄医学生のつどい)が11月30日～12月1日に福岡市博多区で開催されました。

今回のテーマは「ヘルスプロモーションって何だろう？～貧困と健康をちかっぱ考える48時間～」をテーマに、ヘルスプロモーションについて貧困と健康の視点から向き合いました。

今回は福岡の医学生が現地実行委員として事務局を担い、KOMSAを成功させるため５月から準備に奮闘しました。

九州・沖縄各県から33名の学生が集まり、福岡からは九州大1名、福岡大4名、久留米大1名が参加しました。

1日目は、「貧困から考える医療ホームレス医療支援の実践とHPHについて」千鳥橋病院総合内科の有馬泰治医師の講演では、｢HPHは患者さんだけではなく、地域、職員まで広く働きかける取り組み。病院だからこそ出来る事がある｣と話しました。

午後からはホームレス及び生活困窮者支援施設である抱樸館福岡へフィールドワークに行き、学習講演として館長の青木康二氏より設立から現在の状況を伺い、抱樸館から自立された方からは、「ホームレスには、なりたくてなったのではない。抱樸館に入りその後に仕事が見つかったときは本当に嬉しかった。」などの実体験を聞きしました。

夕食会では各県からの持ち寄り企画の発表があり、貧困と健康に関して各県それぞれの切り口から、発表時間いっぱいの内容の詰まったプレゼンを行いました。また、交流会では琉球大学が担当し、みんなが楽しく交流出来るよう盛り上げました。

2日目は、子ども、中高年、老年のそれぞれの貧困と健康について3つの分科会に分かれて講演を聞き、分科会後は2日間の振り返りやまとめを班ごとに行いました。

最後に福岡県連医学生委員長の有馬泰治医師より「絆やコミュニティー、つながりを作っていくことが必要という意見が学生から出ていた。貧困や健康、HPHはとても難しい内容だがみんな真面目によく考えている。みんなでHPH進めて欲しい。｣と閉会の挨拶を行いました。久しぶりに会った学生と仲良く交流し、民医連、HPHについて学んだ2日間でした。

【参加者の感想】

・生まれた体重と糖尿病のリスクが関係している事や経済格差が学力と結びつき、健康格差にも繋がっている事を初めて知った。

・HPHで患者、地域、職員が健康増進できれば医療費を削減できる。広げていくべきと思う。

・子どもの村というNGOを初めて知った。児童養護施設では職員の疲弊や、児童同士の衝突等問題を抱えている。子どもの村では研修を行い、サポートスタッフもいて子どもの教育に良い環境が作られていると思う。

・望んだのではなくて仕事が無い為にホームレスになった事を、実際に経験された人から聞くのでは全く説得力が違った。ホームレスに対する今までのイメージが変わった。

・ホームレスを見かけた事はあっても、きちんと話した事もなかったし、その生活から自立した方の話は聞いたことがなかった。相手を理解しないことから誤解や偏見が生まれている。少しでも理解できるように努力したい。

・人権が守られていないと率直に感じた。制度について知らないことが多いので学習していきたい。

・普段考えることの少ない貧困について考え、自分とは違う方の意見を聞くことが出来、有意義な2日間だった。

・人と人の絆や、社会へのつながりを持ち続けることが大事だ。

千鳥橋病院が所属する民医連は無差別・平等の医療と福祉の目指す組織です。大学では学ぶことのできない、病院のヘルスプロモーション活動や社会情勢に沿った学習会、他大学の医学生との交流などの様々な企画を行っています。

ぜひ一度千鳥橋病院へ見学・実習にお越しください。