千鳥橋病院の医療安全推進委員会主催の全職員集会が開催されました。
今回のテーマは「チーム医療とは~エビデンスに基づいたチームトレーニング!Team STEPPS~」です。
病院では、医師、看護師、薬剤師、栄養士、調理師、検査技師、リハセラピスト、臨床工学技士、医療社会福祉士、事務など様々な職種が各教育課程で個人の知識やスキルを学んでいますが、医療の現場ではそれらがチームとして働き、患者様の安心安全を最優先に治療に携わっています。
全職員が医療の現場において「私たちは本当にチームとして機能できているか」、「チームとして機能するためにどうしたらよいか」について「Team STEPPS」*という患者安全のためのチームトレーニングのツールと戦略に基づいて学びました。
参加した1年目研修医も積極的に声かけをしてリーダー役を果たしていました。これからも患者さんの命と健康を守るために千鳥橋病院では「チーム医療」の訓練を続けてまいります。
【参加者の声】
・情報の発信と共有、振りかえりを「繰り返し訓練」することが大切だと思った。
・コミュニケーションや連携などの大切さを学んだ。医療は一人ではできないので、同職種はもちろん他職種の人達とも連携をとってよりよい医療を患者さんに提供していくことができるとよいと思った。
・様々なゲームや映像を通してチームワークの大切さ、意識の共有の重要性を楽しく学ぶことができた。
*Team STEPPS (Team Strategies and Tools to Enhance Performance and Patient Safety:医療のパフォーマンスと患者安全を高めるためにチームで取り組む戦略と方法)