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千鳥橋病院では、医学科を目指す高校2・3年生を対象に、オンライン一日医師体験を開催します。

日時 2021年8月11日(水)・18日(水)
   10:00~12:30(予定)*接続開始は9:50より

内容 
01 ドクターによる医学講座(レントゲン読影・診察体験)
02 バーチャル病院見学(放射線科・検査室・薬剤部・OPE室などの動画視聴)
03 医学生による受験体験記と医学生生活について
グループディスカッション(医学部受験対策・希望者のみ)
* スケジュールは変更することがあります。


高校生一日医師体験チラシ2021夏.jpg
▽ 対象者:医学科志望の高校2・3 年生・予備校生
▽ 方 法:Zoom
▽ 参加費:無料


申込締切 2021年8月6日(金)
お申込みはこちらからどうぞ。
お申込後、確認メール(参加コード)をお送りします。

お問い合わせ
福岡医療団 千鳥橋病院 医学生担当:今井・砂川
Tel:092-651-2167 Fax:092-651-3386
mail:ch-igakusei@fid.jp
〒812-8633 福岡市博多区千代 5-18-1千鳥橋病院

by chidoribashi

医学生向情報誌「Medi-Wing80号」(全日本民医連)が発行されました。

特集「ヤングケアラーを知ってほしい」では、目に見えない生きづらさを抱える子どもたちについて、濱島淑恵氏(大阪歯科大学医療保健部社会福祉士コース・教授)のインタビュー、ヤングケアラーのつどい「ふうせんの会」が紹介されています。当院の菊池伊織医師(総合診療科)もインタビュワーとして掲載されています。

 

「Medi-Wing 2021 No.80 SUMMER」 電子版こちら

Medi-WingNo80表紙.JPG


内容

特集「ヤングケアラーを知ってほしい」目に見えない生きづらさを抱えた子どもたち

[Close-up]資本主義の仕組みと環境問題-コロナ禍から気候危機へ 

斎藤幸平氏(大阪市立大学大学院経済学研究科准教授)

連載羅針盤'21―医療への長い航海に旅立つ君たちへ―「どんな医師になったらいいのか」    

          小林哲之(長野中央病院 内科)

[医療研究室] 「新型コロナワクチン集団接種とその後」

         大前比呂思(茨木保健生活協同組合城南病院 城南病院附属クリニック・WHO寄生虫症対策委員・前国立感染症研究所室長)

 

郵送をご希望の方は、お問い合わせフォームからMedi-Wing送付希望の旨、ご連絡ください。

https://chidoribashi-resident.jp/toiawase/

 

【お問い合わせ】

千鳥橋病院 臨床研修課(担当:今井・砂川)

福岡市博多区千代5-18-1

TEL:092-651-2167(直通) 

MAIL: ch-igakusei@fid.jp

by chidoribashi
「ふくおか・さが民医連新聞」2021年5月15日第567号に掲載された記事をご紹介します。

「ホームレス医療支援の今~社会を知り、人を知り、成長できた活動~」
有馬泰治(公益社団法人福岡医療団千鳥橋病院 総合内科科長)

2009年2月から毎月第一金曜日に冷泉公園(博多区)でホームレス医療支援の活動を行っています。
医療支援を始めようと思ったきっかけは、当時だんだんと増加していくホームレスの方の救急受診や入院に対して、何が起きているのかを知りたいという関心と、自分には何ができるのかという思いでした。
ホームレスの診療において医学的介入だけでは不十分でさまざまな角度からサポートが必要になります。チームの力で多くのケースを解決し、良いことを行っているとは思いましたが、疲労感や陰性感情がありました。

病院という枠から抜け、現場に出て直にホームレスの方と話をしたい、同時に医学生委員長として学生にも現場を知る機会を作りたいと思い始めました。
活動を続けて10年以上経過しました。振り返ってみて、医療支援の活動は私にとって「社会への窓口」だったと思います。


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▲福岡おにぎりの会の炊き出しに並ぶ方々


医療職は、病院という白い箱の中で、医療を提供する立場として、患者さんに医療を強制しがちです。医学的に正しいことがその人にとって正しいこととは限りません。公園では、ホームレスの方がなかなか病院では言えないことを教えてくれます。間違っていると感じることもありますが学ぶことも多いです。ホームレスの方は、人生の先輩だと私は考えます。仕事に就きそれを失ったこと、結婚し離婚したこと、親を亡くしたこと、人に騙されたこと、さまざまな人生経験が私の勉強になります。社会を知り、人を知ることができます。

ホームレスへの医療支援は一発だけの企画にしたくないと思い一隅を照らす気持ちで細々続けてきました。学生さんへの講演の機会を得たり、院外の方と出会い一緒に勉強会をする機会も得て私は成長することができました。

少し足を踏み出そう

ホームレスの支援の活動は一つの社会活動ですが、世の中には他にも問題があります。子どもの貧困、外国人の貧困、私もいろいろ気になります。職員の皆さんは病院の中の活動も大事ですが、社会につながる活動にも参加してほしいと思います。少し足を踏み出せば面白い出会いがあることと思います。

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▲医療相談に応じる有馬医師



*転載許可確認済み。

ホームレス医療支援ネットワークのページ

【お問い合わせ】
千鳥橋病院臨床研修課(担当:今井・砂川)
TEL:092-651-2167(直通) 
MAIL: ch-igakusei@fid.jp

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初期研修のページを更新しました。
お問い合わせ
千鳥橋病院 医局事務部臨床研修課
〒812-0044 福岡市博多区千代5丁目18-1
TEL:092-651-2167
by chidoribashi
千鳥橋病院が所属する福岡民主医療機関連合会(以下ふくおか民医連)では、将来ふくおか民医連の各院所で、私たちと一緒に地域の医療を担っていこうとする医学生へ修学の一助として「ふくおか民医連奨学金」制度を設け経済支援を行っています。
医連綱領のもとで、民医連医療に献身し、これを積極的に創造する医師の育成を目的としています。奨学生は将来、民医連のめざす「無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす組織」の医療を実践し、者さんとその家族を中心とした医療をすすめる医師となることが求められます。そのために、今日の医療をめぐる様々な諸問題を含め、広い視野を持った医師として成長していけるようにふくおか民医連が企画し主催する学習会や民医連の奨学生の情報交換の場を提供しています。

【対象者】
1. 医学部または医科大学の在籍の方 
2. 医師国家試験の受験資格を有する方
※入学時だけではなく、学年を問わず年度途中からでも申請可能です。
また、出身地等は問いません。既卒の方は別途ご相談ください。
※新入学の場合には、入学金の貸与も行っています。

【貸与額】
月額10万円*上限額
入学金 *国立大学の入学金に準ずる

詳細は、こちらをご参照ください。

【お問い合わせ】
千鳥橋病院 医局事務部 臨床研修課
医学生担当:今井・砂川
TEL :092-651-2167  MAIL:ch-igakusei@fid.jp
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2021年度もZoomを用いたオンライン研修説明会を行っております。
初期研修医と個別で対談できます。何でもご相談ください。
希望者には院内の様子をおさめた動画を限定公開いたします。
お気軽にお申し込みください。
web説明会チラシ.jpg
日 時 月曜日~金曜日10時~18時 ※18時以降でも対応可能です。ご相談下さい。
     土曜日:10時~13時
     ※所要時間は30分から1時間を予定

内 容 研修説明、研修医と対談・質問

対 象 医学部医学科学生(低学年可)

方 法 オンライン会議システム「Zoom」
           ※カメラとマイクが内蔵されたノートPCでの参加をお勧めします。
      ※その他のシステム希望の方はご相談下さい。
      ※参加申込み後、招待URLをメールにてお送りします。
      ※Wi-Fiなどネット通信環境をご確認下さい。    

申込み 申込みフォームより、必ずご希望日の3日前までにお申し込み下さい。
           ※前日までにこちらからご連絡がない場合は、下記電話番号にご連絡ください。

その他 服装は、スーツでなくて構いません。私服でご参加下さい。

申込みフォーム お申込みはこちらをクリック!

-お問い合わせ-
福岡医療団 千鳥橋病院
TEL :092-651-2167  MAIL:ch-igakusei@fid.jp
医局事務部 臨床研修課 医学生担当 今井・砂川


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千鳥橋病院では、医学科を目指す新2・3年生・3 月卒業生を対象に、オンライン一日医師体験を開催します。

日時 2021年3月24日(水)・27日(土)

内容 
01 ドクターによる医学講座
02 バーチャル病院見学(動画)
03 医学生との交流

▽ 参加対象:医学科志望の高校新 2・3 年生、3 月卒業生
▽ 時 間:10:00~12:40(予定)
▽ 方 法:Zoom
※スケジュールは変更することがあります。

申込締切 2021年3月19日(金)



高校生春休み一日医師体験2021.jpg


お申込みはこちらからどうぞ。

お問い合わせ
福岡医療団 千鳥橋病院 医学生担当:牛島・砂川
Tel:092-651-2167 Fax:092-651-3386
mail:ch-igakusei@fid.jp
〒812-8633 福岡市博多区千代 5-18-1千鳥橋病院

by chidoribashi
当院の若手医師がリアルな日常生活を赤裸々に語ります。医師が複数名参加予定です。
お気軽にお申し込み下さい♪

2021年3月6日(土) 14:00~16:00

対 象
医学科に所属または医学科志望の学生・医療従事者

内 容
■ 研修医密着!ドキュメント24時(動画)
■ 5名の若手医師によるパネルディスカッション

方 法 
WEBシステムZOOM
※参加申込み後、招待URLをメールにてお送りします。 
※アプリのダウンロードの必要があります。 

申込締切
2021年3月4日(木)
お申し込みはこちら

お問い合わせ
福岡医療団 千鳥橋病院
医局事務部臨床研修課
医学生担当 牛島
TEL :092-651-2167
MAIL:ch-igakusei@fid.jp


by chidoribashi
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千鳥橋病院では、毎年春と夏に開催をしている高校生1日医師体験を、新型コロナウイルス感染拡大のため、オンラインで開催しました。

初の試みでしたが、8月13(木)、20日(木)の2日間で総勢55名の参加がありました。例年行っている病院見学は、医師体験を体感できるよう、オンライン(ZOOM)にて各部署(ER、オペ室、放射線科、薬剤部、検査部、通所リハ)の紹介動画を視聴!

医師講演は、研修医の菊池先生より心に残った患者さんのお話しをしていただき、「ドラマのようには上手くいかない、でも感動的なこともたくさんある」と医師を志す高校生にエールを送りました。


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心に残った患者さんの話をする菊池先生



ZOOMのチャット機能で質問を随時募集し、家入雄太先生・佐々木拓也先生が高校生の疑問に答えました。また医学生にも協力してもらい、医学生生活や受験についてお話ししてもらいました。


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家入先生・佐々木先生も参加!


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研修医1年目の谷口先生は、高校生時代にこの医師体験に参加した経験が♪



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<参加いただいた高校生の声>
残念ながら直接訪問することはできませんでしたが、「百聞は一見にしかず」とあるように、実際の医療現場の様子を画面を通してこの目で見ることができたので、自分の目指す職業のイメージがより明確なものとなりましたし、医療というのはチームで協力することがとても大切であるということを学ばせていただきました。(高校2年生)

今回の医師体験で今まで以上に医師になりたいという気持ちが高まりました。そして、医師以外にも臨床検査技師など医療に携わる方法は沢山あることに気付きました。また、実際の体験談なども聞き、患者さんときちんと向き合う事、対話していく事がどれだけ大切なのかということにも気付きました。病気をみるだけでなく患者をみる事は大切だと改めて思いました。(高校2年生)

千鳥橋病院 研修医・医学生のページ
by chidoribashi

~福岡大空襲の翌日、少年は焼け野原の博多を見た~

7月18日(土)千鳥橋病院では「戦争体験を語る会」を開催し、医学生や研修医含め9名が参加しました。
ふくおか健康友の会たちばな支部副会長の寺川了禄さんに語り部として参加して頂きました。


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1部 「平和のために今できること」
1945年6月19日福岡大空襲の翌日、博多の街で何が起きたのかを語って頂きました。
「機械のように感情を殺し、軍手でたくさんの遺体を運んだ。死体からにじみ出た油を東公園で洗い、配給でもらったおにぎりをその手で食べた。
極限状態に追い込まれ、感情はマヒしてしまった。戦争によって人間は変わる。戦争は二度とやってはいけない。」と当時13歳、現在88歳の寺川さんは語られました。

第2部 「Peace Music ~いのちを奏でる~」
千鳥橋病院初期研修医の谷口悠希医師がフルートの演奏を行いました。

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~研修医から一言~
もし自分がその時代に生きていたらと考えると、とても胸が痛みました。話を聞く中で、私達が大人になった今、戦争体験を聞く意味を考えました。
もちろん「戦争を起こしてはいけない」という考えは変わりませんが、幼少期と何が違うか考えると、話を聞いて自分に起こせる行動があることに気がつきました。
よりよい暮らしをするために社会情勢に目を向けなおすきっかけとなり、今後も選挙権を大事にしようと思いました。


by chidoribashi